ANA国際線特典航空券は、355日前の予約開始を狙い、提携航空会社や経由便を活用すると、希望の空席を見つけやすくなります。
さらに、オープンジョーやストップオーバーを上手に組み合わせれば、必要マイルを抑えながら旅行先を増やせる可能性もあります。
この記事では、2026年10月時点の制度や旅行情報をもとに、予約の裏ワザ7つと注意点を初心者にも分かりやすく解説します。
ANA国際線特典航空券の裏ワザとは?まず知りたい基本ルール
ANA国際線特典航空券の裏ワザとは、予約開始のタイミングや航空会社、出発空港、旅程の組み合わせを工夫して、限られた特典航空券の空席を探す方法です。
特別な会員資格や複雑な操作がなくても、基本ルールを理解するだけで選択肢を広げられます。
ANAマイルで国際線の航空券を予約できる仕組み
ANAマイレージクラブで貯めたマイルは、ANAや対象となる提携航空会社の特典航空券に交換できます。
通常の航空券を現金で購入する代わりに、必要なマイルを使って飛行機に乗れる仕組みですね。
ただし、マイルで交換できる座席は、一般販売される座席とは別に管理されています。
飛行機に空席があっても、特典航空券として予約できるとは限りません。
特にハワイ、北米、ヨーロッパなどの人気路線では、希望日に特典航空券が見つからないこともあります。
旅行情報サイト「PrimeTravel」が2026年3月17日に公開し、10月19日に更新した記事でも、限られた特典航空券の座席を確保するための7つの工夫が紹介されています。
筆者としても、マイルをたくさん貯めることと同じくらい、使い方を知っておくことが重要だと考えています。
予約開始は355日前の午前9時
ANAグループ運航の国際線特典航空券は、原則として搭乗日の355日前、午前9時(日本時間)から予約できます。
提携航空会社特典航空券も、原則として旅程の最終区間出発日の355日前(出発日を含まず)、午前9時から受け付けます。
ただし、提携航空会社によって予約開始日が異なる場合があります。
2026年10月時点で押さえておきたい主なルールを整理しました。
項目 基本ルール
ANA国際線の予約開始 搭乗355日前の午前9時
提携航空会社の予約開始 原則、最終区間出発日の355日前の午前9時
片道特典航空券 2025年6月24日から利用可能
プレミアムエコノミー 対象便で利用可能
必要マイル 路線・搭乗クラス・時期などで変動
ANA便の途中降機 原則として不可
提携航空会社特典の途中降機 条件を満たす往復旅程で1回可能
必要マイル数は、ANA便ではシーズンによって変わる場合があります。
提携航空会社の特典航空券は、利用する地域区分や搭乗クラスなどによって決まるため、必ず予約時の必要マイル数を確認しましょう。
なお、2025年6月24日から片道発券が可能になった点は重要です。
以前のように往復の空席がそろうまで待つ必要がない旅程も増え、予約方法の自由度が広がりました。
特典航空券は完全無料ではない
ANAマイルを使うと航空券の運賃部分をマイルで支払えますが、必ずしも現金負担がゼロになるわけではありません。
国際線では、燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)、空港使用料、税金などが別途必要になることがあります。
例えば、必要マイル数が少なくても、燃油サーチャージや諸税が高ければ、思ったほど節約にならない可能性があります。
反対に、現金で購入すると高額になる路線では、マイルの利用価値が高くなる場合があります。
必要マイル数だけでなく、支払う現金も含めて比較することが大切ですね。
ANA国際線特典航空券の空席を見つける裏ワザ7つ
ANA国際線特典航空券を取りやすくするには、予約する時間だけでなく、検索する条件を広げることが効果的です。
ここでは、初心者でも取り入れやすい7つの方法を紹介します。
①355日前の午前9時に予約する
最初に試したいのが、予約受付が始まるタイミングを狙う方法です。
人気路線では予約開始直後から特典航空券の空席が埋まることもあるため、早めに準備しておくと安心ですね。
予約前には、次の項目を確認しておきましょう。
- ANAマイレージクラブにログインできるか
- 必要なマイルが口座にあるか
- 搭乗者の氏名などが正しいか
- 希望する日程と代替日を決めているか
- 決済に使用するクレジットカードを用意しているか
- パスポート情報が必要な場合に確認できるか
予約開始時刻になってから旅行先や日程を考えると、その間に空席がなくなる可能性があります。
第一希望だけでなく、第二希望まで決めておくと手続きを進めやすくなります。
なお、電話予約については、受付時間や手数料、予約できる内容が変更される場合があります。
電話なら必ず早く予約できるわけではないため、ANA公式サイトの予約受付時間と問い合わせ条件を確認してください。
②出発2〜3週間前から空席を再検索する
予約開始日に希望の座席が見つからなくても、すぐに諦める必要はありません。
旅行の予定が変わった人によるキャンセルや、航空会社の座席管理の変更によって、後から特典航空券の空席が現れる場合があります。
PrimeTravelでも、出発2〜3週間前から数日前にかけて空席を確認する方法が紹介されています。
別の旅行情報では、出発14日前後や1か月前に空席が見つかったという経験談もあります。
ただし、特定の日に必ず追加枠が開放されるという公式ルールではありません。
深夜2時や早朝など、特定の時刻に必ず空席が増えるという情報についても、確実な予約方法として考えないほうがよいでしょう。
仕事や家事で忙しい方なら、毎日長時間検索する必要はありません。
朝や夜など、自分が確認しやすい時間に短時間だけ検索する習慣をつけると、無理なく続けられます。
③旅行先を複数用意して特典カレンダーを活用する
旅行先を一つに限定しないことも、空席を見つけるための工夫です。
例えば、ヨーロッパ旅行を計画しているなら、ロンドンだけでなく、パリやフランクフルトなども候補に入れてみましょう。
ANA公式サイトの特典カレンダーなどを使えば、日程や路線を変えながら空席を探せます。
希望する旅行先に直接行けなくても、近隣都市から鉄道などで移動できる場合があります。
ただし、現地での移動費や所要時間も考える必要があります。
私としては、最初から目的地を一つに絞りすぎないことが、旅行計画にゆとりを生むポイントだと感じます。
④オープンジョーで往復の都市を変える
オープンジョーとは、往路の到着都市と復路の出発都市などを変える旅程のことです。
例えば、次のような旅行を考えてみましょう。
往路は東京からロンドンへ向かい、復路はパリから東京へ帰国します。
ロンドンからパリまでの移動は別途手配しますが、単純な東京・ロンドン往復とは異なる空席を探せます。
PrimeTravelでは、秋田から羽田、シンガポールを経由してロンドンへ向かい、帰りはパリからシンガポール、羽田を経由して秋田へ戻る旅程も紹介されています。
こうした方法なら、複数の都市を訪れながら特典航空券を活用できます。
ただし、すべての都市の組み合わせが発券できるわけではありません。
地域区分や経路制限、必要マイル数などの条件を満たす必要があります。

⑤地方空港や乗り継ぎ便を検索する
羽田や成田からの直行便が見つからない場合は、地方空港や乗り継ぎ便を含めて検索してみましょう。
例えば、福岡や関西国際空港などから出発する国際線も候補になります。
ANAマイルでは、条件を満たせば国内線と国際線を組み合わせた旅程も予約できます。
地方在住の方にとっては、最寄りの空港から海外旅行を始められる可能性があるのが魅力ですね。
ただし、国内線を追加しても必要マイル数が必ず同じになるわけではありません。
また、乗り継ぎ時間にも注意が必要です。
PrimeTravelでは、海外から帰国した際の国内線への乗り継ぎ時間として、成田空港75分、羽田空港80分という例が紹介されています。
しかし、実際に必要な乗り継ぎ時間は、利用する航空会社、ターミナル、便の組み合わせなどで異なります。
羽田と成田のように空港間を移動する場合は、さらに余裕が必要です。
予約画面に表示される接続条件を確認し、無理のない旅程を選びましょう。
⑥海外発着便やスターアライアンス便を探す
ANA便が満席の場合でも、提携航空会社の特典航空券なら空席が見つかる可能性があります。
ANAはスターアライアンスに加盟しており、対象となる提携航空会社の便にもマイルを利用できます。
例えば、ユナイテッド航空、ルフトハンザ航空、シンガポール航空などが候補になります。
また、日本発ではなく、ソウルや香港などの海外空港から出発する旅程を探す方法もあります。
PrimeTravelでは、ソウルからフランクフルト経由でロンドンへ向かい、ロンドンからソウルへ戻る例が紹介されています。
日本発の便とは異なる空席を探せる点がメリットです。
ただし、日本からソウルまでの航空券などを別途購入する場合、その費用も必要になります。
別々に予約した航空券は、遅延時の乗り継ぎ保護が受けられない場合もあるため、注意してください。
⑦ANAプレミアムメンバーの特典を確認する
ANAの上級会員制度も、特典航空券の予約に関係する場合があります。
ANAには、ダイヤモンドサービス、プラチナサービス、ブロンズサービスなどのプレミアムメンバー制度があります。
対象となる会員には、特典航空券の予約や空席待ちなどで優遇が設けられる場合があります。
ただし、上級会員なら必ず希望する特典航空券が取れるわけではありません。
また、一般会員より355日前の予約開始時刻が必ず早くなるという意味でもありません。
会員ランクごとの特典や適用条件は、ANA公式案内で確認しましょう。
筆者としては、特典航空券のためだけに高額な費用をかけてステータスを取得することは、慎重に判断したいところです。
年に数回の旅行なら、日程や空港を工夫する方法から試すほうが負担を抑えられると考えています。
ANA国際線特典航空券の必要マイルを抑えるコツは?
必要マイルを抑えるには、シーズンや搭乗クラスを比較するだけでなく、提携航空会社特典のルールを理解することが大切です。
特に、ストップオーバーを使った複数都市の旅程は、知っておきたい方法の一つです。
ローシーズンや搭乗クラスを比較する
ANAグループ運航便の国際線特典航空券は、路線や搭乗クラス、シーズンによって必要マイル数が変わります。
一般的には、ローシーズンを選ぶことで、レギュラーシーズンやハイシーズンより少ないマイルで予約できる場合があります。
ただし、ローシーズンでも特典航空券の空席があるとは限りません。
旅行時期を柔軟に調整できる方は、前後の日程も比較してみましょう。
また、エコノミークラス、プレミアムエコノミー、ビジネスクラス、ファーストクラスでは必要マイル数が異なります。
長距離路線ではビジネスクラスの魅力も大きいですが、マイルを節約したいならエコノミークラスとの比較も重要です。
「少ないマイルで何度も旅行したい」のか、「貯めたマイルで快適な座席を利用したい」のかによって、おすすめの使い方は変わります。
ストップオーバーを使って国内線を追加する
ストップオーバーとは、乗り継ぎ地に24時間以上滞在することです。
通常の乗り継ぎとは異なり、途中の都市で宿泊や観光を楽しめるのが特徴です。
ANAマイルの特典航空券では、ANA便のみで構成する旅程と、提携航空会社便を含む旅程で途中降機のルールが異なります。
2026年10月時点の案内では、ANAグループ運航便のみの国際線特典航空券では、途中降機は認められていません。
一方、条件を満たす提携航空会社特典航空券の往復旅程では、往路または復路のいずれかで1回の途中降機が可能です。
この違いを利用すると、国内線を追加しても必要マイル数が増えない旅程を組める場合があります。
東京・ソウル往復に沖縄片道を追加した実例
2025年4月に更新された陸マイラー向けの記事では、東京・ソウル往復に国内線を追加する予約例が紹介されています。
記事で示された条件を比較すると、次のようになります。
比較項目 通常の往復 国内線を追加
往路 東京→ソウル 東京→ソウル
復路 ソウル→東京 ソウル→東京→沖縄
東京での滞在 なし 24時間以上
必要マイル 15,000マイル 15,000マイル
諸税など 15,610円 16,300円
現金負担の差 — +690円
この例では、必要マイル数を増やさずに東京から沖縄までの国内線を追加できています。
ただし、これは紹介記事に掲載された特定条件での試算です。
現在の予約でも15,000マイルで同じ旅程を発券できるという保証ではありません。
実際の必要マイル数や税金、燃油サーチャージなどは、予約時の条件によって変わります。
また、東京から沖縄までの移動が追加できても、沖縄から東京へ戻る航空券は別途必要です。
そのため、国内線を追加できるからといって、必ずしも旅行全体の費用が安くなるわけではありません。

国内線追加の裏ワザには条件がある
国内線を追加する方法は魅力的ですが、いくつか注意点があります。
まず、ストップオーバーを利用するには、対象となる往復旅程である必要があります。
2025年6月24日からANA国際線特典航空券の片道発券が可能になりましたが、片道旅程では同じストップオーバーの仕組みを利用できません。
また、旅程のすべてがANAグループ運航便の場合は、提携航空会社特典の途中降機ルールを使えません。
少なくとも一部に対象となる提携航空会社便を含める必要があります。
さらに、特典航空券には旅程全体の有効期限や経路制限があります。
紹介された国内線追加の方法では、旅行開始から1年以内にすべての区間を利用することが前提となっています。
複雑な旅程では、変更や払い戻しに制限がある場合もあるため、発券前の確認が欠かせません。
特に気をつけたいのが、途中区間を利用しなかった場合です。
予約した便に搭乗しないと、その後の区間が利用できなくなる場合があります。
お得そうに見える旅程でも、実際にすべての区間を利用できるかを考えて予約しましょう。
マイルの価値は現金の航空券と比較する
必要マイル数を抑えることと、旅行費用を節約することは、必ずしも同じではありません。
例えば、次の2つの航空券があったとします。
通常購入の航空券が80,000円、特典航空券が30,000マイルと諸税20,000円だった場合です。
この条件なら、マイルによって節約できる金額は60,000円になります。
60,000円を30,000マイルで割ると、1マイルあたり2円相当の価値です。
一方、通常購入の航空券が40,000円で、特典航空券の条件が同じなら、節約額は20,000円になります。
この場合は、1マイルあたり約0.67円相当です。
これは仕組みを説明するための仮の計算ですが、同じ30,000マイルでも使い方によって価値が変わることが分かりますね。
個人的には、マイル数だけでなく、実際に節約できる金額を確認することが最も大切な比較方法だと考えています。
ANA国際線特典航空券の予約方法とキャンセル時の注意点
ANA国際線特典航空券は、公式サイトで希望の路線や日程を入力し、空席を検索して予約します。
複数都市や提携航空会社を組み合わせる場合も、基本的には同じ流れです。
ANA公式サイトで空席を検索する手順
まず、ANA公式サイトにアクセスし、ANAマイレージクラブにログインします。
続いて、国際線の特典航空券予約画面を開きましょう。
通常の往復旅行なら、出発地、目的地、日程、人数、搭乗クラスを指定して検索します。
オープンジョーやストップオーバーを含む旅程では、「複数都市・クラス混在」などの検索機能を利用します。
希望する便が表示されたら、必要マイル数と現金で支払う金額を確認します。
最後に搭乗者情報や旅程を確認し、発券手続きを進めましょう。
予約画面の名称や操作方法は変更される場合があります。
また、検索結果に表示された空席が、手続き完了まで確保されるとは限りません。
発券後は、予約番号や航空券番号、旅程の詳細を必ず確認してください。
空席待ちとキャンセルの仕組み
ANA国際線特典航空券では、対象となる便や条件によって空席待ちを利用できる場合があります。
ただし、空席待ちに登録しても、必ず予約が確定するわけではありません。
希望する便に空席が出ても、会員ステータスや予約条件などが関係する場合があります。
また、空席待ちの取り扱いはANA便と提携航空会社便で異なることがあります。
旅行日程が決まっている場合は、空席待ちだけに頼らず、別の日程や路線も確認しておきましょう。
キャンセルについても注意が必要です。
参考記事では、国際線特典航空券の払い戻し手数料として3,000マイルが紹介されています。
ただし、払い戻し条件や手数料の取り扱いは、航空券の種類、発券日、利用状況などによって異なる場合があります。
すでに一部区間を利用した航空券や、複数区間を組み合わせた航空券では、希望どおりに変更・払い戻しができないケースもあります。
「予定が変わったら簡単に取り直せる」と考えず、発券前に最新の規定を確認してください。
ANA SKYコインを使う方法もある
特典航空券が見つからない場合は、ANAマイルをANA SKYコインに交換する方法も選択肢になります。
ANA SKYコインは、ANAウェブサイトで対象の航空券や旅行商品を購入する際に使える電子クーポンです。
ANAが2022年2月1日に公開した「マイルの教室」では、10,000マイル以上の交換について、条件に応じて1.2倍から1.7倍の交換率が紹介されています。
例えば、条件を満たして10,000マイルを1.7倍で交換できる場合、17,000円相当のANA SKYコインになります。
ただし、交換率は保有カードや会員ステータス、交換マイル数などで変わります。
また、ANA SKYコインには有効期限があり、交換後の取り扱いにも制限があります。
特典航空券と異なり、ANA SKYコインで購入した対象の有償航空券では、運賃条件に応じてフライトマイルが貯まる場合があります。
そのため、特典航空券が取れないときでも、マイルを旅行費用に活用できる可能性があります。

ANA国際線特典航空券をさらにお得に使うための注意点と考察
ANA国際線特典航空券を上手に使うには、予約の裏ワザを知るだけでなく、旅行全体の費用や手間を考えることが大切です。
ここでは、特に見落としやすいポイントと、筆者としての考えを整理します。
予約できる確率より旅行全体の負担を考える
特典航空券を探していると、どうしても「空席があるかどうか」に意識が向きがちです。
しかし、空席が見つかったとしても、乗り継ぎが多すぎたり、別途購入する航空券が高額だったりすると、旅行の負担が増えてしまいます。
例えば、東京からロンドンへの直行便が見つからず、ソウル経由の便を予約できたとします。
この場合、ソウルまでの移動費や乗り継ぎ時間、場合によっては宿泊費も必要です。
結果として、直行便の有償航空券を購入したほうが便利で安いことも考えられます。
私は、マイルを使った旅行では「航空券を安くすること」だけを目的にしないほうがよいと考えています。
仕事や家事で忙しい方にとって、移動時間や準備の手間も大切なコストだからです。
家族旅行では人数分の空席を確認する
一人旅と家族旅行では、特典航空券の探し方も変わります。
一人分の空席が見つかっても、家族全員分の座席が確保できるとは限りません。
特に学校の長期休暇や年末年始などは、旅行日程を自由に変更しにくい場合があります。
家族旅行を計画するなら、希望する人数で検索し、全員が同じ便に搭乗できるか確認することが重要です。
また、複数人で予約する場合は、全員分のマイルが必要になります。
家族のマイルを合算できる制度を利用する場合も、対象者や登録条件を事前に確認しましょう。
個人的には、家族旅行ほど「多少マイルを多く使っても、移動がラクな旅程」を優先する価値があると感じます。
長時間の乗り継ぎを減らせれば、現地で過ごす時間も増やせますね。
特典航空券でもライフタイムマイルを確認する
ANA国際線特典航空券では、通常のフライトマイルは原則として積算されません。
ただし、ANAグループ運航便の対象区間については、ライフタイムマイル(LTマイル)が積算される場合があります。
PrimeTravelでは、特典航空券で搭乗したANA便のライフタイムマイルについて、事後登録が必要と紹介されています。
案内されている申請期間は、搭乗後7日以降6か月以内(日本時間)です。
提携航空会社の運航便については、特典航空券でのライフタイムマイル積算対象外とされています。
ライフタイムマイルは通常の交換用マイルとは異なり、搭乗実績を積み重ねるためのものです。
すぐに航空券へ交換できるわけではありませんが、対象となる方は登録を忘れないようにしたいですね。
なお、積算対象や申請方法については、ANAの最新案内を確認してください。
必要マイルを減らすより「無駄にしない」ことが重要
私が特に大切だと考えているのは、マイルを少なく使うことだけを目指さないという視点です。
例えば、30,000マイルで複雑な乗り継ぎ旅程を組む方法と、少し多いマイルで便利な直行便を利用する方法があったとします。
必要マイル数だけなら前者が有利ですが、移動時間や現金負担を含めると、後者のほうが満足度が高い場合もあります。
ANAマイルには有効期限があり、通常のマイルは原則として積算月から36か月後の月末まで利用できます。
一部には有効期限の取り扱いが異なるマイルもあるため、自分のマイル口座で確認することが大切です。
せっかく貯めたマイルを使わずに失効させてしまっては、節約効果を得られません。
旅行の予定が決まっていない場合でも、有効期限と必要マイル数を定期的に確認しておくと安心ですね。
今後は片道発券を活かした柔軟な旅程が重要になる
2025年6月24日からANA国際線特典航空券の片道発券が可能になったことは、旅行計画の自由度を広げる変化だと考えています。
以前は往復の空席をそろえる必要があった旅程でも、現在は条件に応じて片道ずつ検討できます。
例えば、往路はANAマイルを使い、復路は別の航空会社の有償航空券を購入する方法もあります。
ただし、片道特典の必要マイル数が往復特典の単純な半分になるとは限りません。
片道と往復では利用できる制度や必要マイル数が異なる場合があるため、比較が必要です。
今後も航空会社の運賃や特典航空券のルールは変わる可能性があります。
そのため、一つの裏ワザに頼るのではなく、複数の方法を知っておくことが役立つと考えられます。

筆者がすすめる無理のない予約戦略
ここまでさまざまな裏ワザを紹介しましたが、すべてを一度に試す必要はありません。
忙しい方なら、まずは予約開始日を確認し、希望する日程の前後も検索することから始めてみましょう。
それでも空席が見つからなければ、提携航空会社や地方空港、経由便へと検索条件を広げます。
最後に、オープンジョーやストップオーバーなど、少し複雑な旅程を検討する流れがおすすめです。
特にストップオーバーは、旅行先を増やせる可能性がある一方、発券条件や移動費用の確認が必要になります。
初めてANA国際線特典航空券を使う方は、無理に複雑な旅程を組まず、シンプルな往復や片道から慣れていくのもよい方法です。
私は、旅行の準備そのものが負担になってしまうのは、少しもったいないと感じます。
自分の生活に合った予約方法を選ぶことが、結果として満足度の高い旅行につながるのではないでしょうか。
まとめ|ANA国際線特典航空券は予約時期と旅程の工夫が大切
ANA国際線特典航空券をお得に予約するには、355日前の予約開始を狙うことに加え、日程や空港、航空会社を柔軟に選ぶことが重要です。
特に、次のポイントを押さえておきましょう。
- 予約開始は原則355日前の午前9時
- 出発2〜3週間前も空席を再確認する
- 特典カレンダーで複数の日程や旅行先を探す
- オープンジョーや乗り継ぎ便を検討する
- スターアライアンスの提携航空会社も検索する
- 条件を満たす往復旅程ではストップオーバーを活用する
- 必要マイルだけでなく、税金や移動費も比較する
2025年6月24日からは片道発券も可能になり、旅程の選択肢が広がっています。
一方で、必要マイル数や発券条件、払い戻し規定などは変更されることがあります。
予約する際は、ANA公式サイトで最新の条件を確認してください。
マイルを上手に使うことは、単に旅行代金を安くするだけではありません。
浮いた費用を宿泊や食事に使ったり、これまで行けなかった場所へ足を延ばしたりと、旅行の楽しみ方を広げるきっかけにもなります。
無理なく使える裏ワザから取り入れて、自分に合った旅を計画してみませんか?
よくある質問
ANA国際線特典航空券は何日前から予約できますか?
ANAグループ運航便の国際線特典航空券は、原則として搭乗日の355日前、午前9時(日本時間)から予約できます。
提携航空会社特典航空券は、原則として旅程の最終区間出発日の355日前の午前9時からですが、航空会社によって異なる場合があります。
人気路線を希望する場合は、事前に予約開始日を確認しておきましょう。
ANA国際線特典航空券の空席は直前でも見つかりますか?
出発直前にキャンセルや座席の追加開放が発生し、空席が見つかる場合があります。
旅行情報では、出発2〜3週間前から数日前までの再検索が紹介されています。
ただし、空席が増える日や時間は保証されていません。
日程を変更できる方は、複数の日付を確認すると選択肢が広がります。
ANA国際線特典航空券で国内線を無料追加できますか?
条件を満たす提携航空会社特典航空券の往復旅程では、ストップオーバーを活用して国内線を追加しても、必要マイル数が増えない場合があります。
ただし、諸税などの追加負担が発生することがあり、すべての旅程で利用できるわけではありません。
また、片道旅程では同じ途中降機の仕組みを利用できません。
予約時には、必要マイル数と現金負担、経路制限を確認してください。
執筆:結城 智秋(ゆうき ともあき)|暮らしのアイデアライター
忙しい毎日にちょっとしたゆとりを生み出すため、暮らしに役立つ情報を分かりやすくお届けしています。今回も、旅行情報やANAの制度案内をもとに、メリットだけでなく注意点も含めて整理しました。



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